もうウェブサイトのことをホームページと呼ぶことに抵抗がなくなって数年たちます。
そんな私もインターネットを使うようになって20年たちました。
目次
ウェブデザインのデザインは「外見のことではない」を改めて
尊師曰く「ウェブデザインは工業デザイン(インダストリアルデザイン)である」。
ウェブデザインというと多くの方が勘違いされている、「綺麗なサイトが作れる」という勘違い。
本に書いてます。「デザインとは問題解決の手段である」と。
全くその通り、いや常識?
綺麗な画像を多く使っていても使い勝手が悪ければ意味がない。
コーポレートサイトなのに、会社概要を見るのに2クリックしないといけない?
コンバージョン(成果)へ繋がるページは、ユーザーにわかりやすい?
そのお問い合わせフォーム欄で離脱しない?
などなど、一つ一つ会社さまの目標に合わせて考えて作成してます。
ホームページを作ってます。と一言でも、
その中でも色々なものが詰まっています。
長年ウェブに携わってるからこそ読んでみた!
もうかれこれ、10年以上はウェブ制作に携わってます。
昔は1人で何でもかんでもやってましたが、
技術が進み、今は「ウェブサイトを作る」と言っても、
UX・UI、グラフィック、コーダー、エンジニアなど多岐に渡ります。
その情報も日進月歩、日々更新されてます。全てを知りたいけど時間がたりない!
しかし、忙しくなると「今の知識と技術でどうにかなっているから。」と、
勉強することを忘れてしまう事があります。するとどうでしょう。
以前働いてた会社では、
floatを使ったdivのレイアウトが主流になり始めた頃、まだtableデザインをしていた。
という事が起きてました。
flexboxレイアウトが主流の今、きちんとflexboxを使う。
この本には詳しく解説がのってます。
そして、flexboxチートシートが配布されてる。うれしい。
数年に一度でいいから、
この本のような「今のトレンド」をきちんと網羅している本があると楽。
文を読んでもらう事もデザインする
なんとなく、情報ってダーーーっと文章を打ち込むだけと思いがちですが、
文を読ませるためのテクニックなども紹介されてます。
フォントの種類は多くしない。行間をあける。太字は長文に使わない。
などなど、ブログ書く方にも勉強になるかも。
また余白など初心者ではなかなか手を出しにくいテクニックなども紹介されてます。
余白をうまくつかってデザインするとかっこいいです。
ウェブ制作の現場で使える本
HTMLとCSSの本、薄い本、厚い本、無数にあると思います。
どれも素晴らしい本だと思いますが、情報が多すぎ!となる事があります。
「この場合はどっちのタグを使うのが正解?strong?em?え、bタグって使ったらダメなの?」
と迷子になることも。
この本では、よく使うタグ・CSS一覧が載っているので、これを覚えておけば十分です。
全て覚えたら他のタグなども勉強して見るといいかもです。
これから勉強したい人はとりあえず読むと良いかも
ホームページを作るにあたって手順(サイトマップ作るとか)、色彩はもちろん。
オススメのエディタ、オススメのサービス、
SNS(フェイスブックやグーグルマップ、ツイッターなど)の挿入のやりかたや、OGPの解説など。
そもそものインターネットの仕組みなど書いてたりします。
わかりやすく丁寧で無駄な文がないので、気持ちよく最後まで読めるかと思います。
さすが!という感じ。
某大学のWEBデザイン講義の教科書/参考文献に採用されたというツイートも拝見しました。
ウェブ制作や担当さんが困った時、一度は絶対みたことがあるWebクリエイターボックスさん。
その中の人の本。素晴らしかったです。オススメ。