11月5日に待望のPhotoshopがiPad版でリリースされましたね。
私も早速、導入してみました。
最初に結果をお話しさせていただくと、まだまだWebデザインをゼロから行うのは難しいと感じました。
ただ、どうしてもデスクトップ版に比べるとできない事も多いとはいえ、バージョン1.0と考えれば今後の進化に期待ができるかなと。
そしてPhotoshopでApplePencilと指を使えることは、作業がもっと直感的に楽になるのかなと思います。
iPad版Photoshopでできることできないこと
では現状バージョン1.0のPhotoshopでできることとできない事をまとめて、使えそうな部分を考えてみます。
できること
- デスクトップ版Photoshopで作成したデータは、完全再現できます。
- 指先(タップ、スワイプ、ピンチなど)とApplePencilを使った手描き感など直感的な操作ができます。
- 写真合成、加工、レタッチには便利さを感じました。
- レイヤーの機能はあるので、上記の修正を行うときにはそれを保持した形で作業可能
- クラウドストレージなのでデスクトップ版との連携が可能
- 選択するときもタップだけなので直感的な作業が可能
できないこと
- レイヤースタイルや効果を付けられない ※デスクトップ版で付けたレイヤースタイルは再現されるのですが、調整は不可です。
- アートボードに対応していない
- スマートフィルターに対応していない
- スマートオブジェクトに対応していない
- CMYK に対応していない
デザインを行うに当たって、できない事の内容の作業割合が大きいため実用的にWebデザイン制作には活用できそうにありません。
ただ、今までデスクトップ版での作業でペンタブを使用していた部分では、クラウドストレージに保存する手間はありますがペンタブがないときに便利かもしれません。
そして、レタッチ機能についてはとても便利なので移動時間などにちょっとした作業は可能だと思います。
iPad版Photoshopのインターフェース
レイヤーパネルや、ツールバーなどの配置はデスクトップ版とほぼ同じなので、使ったことがある方はあまり使いづらさを感じないかと思います。
シンプルなので直感的な使用感もあります。初めて使う方もなれるのは早そうです。
キーボードショートカットや、新しい機能画面の左についている白丸ボタンの使い方もちゃーんとヒントや使い方が見れます。
右上の?マークをタップするとヘルプメニューが出てきます。
対応機種について
- iPad Pro 12.9インチ 第2世代(2017)以降
- iPad Pro 11インチ(2018)
- iPad Pro 10.5インチ(2017)
- iPad Pro 9.7インチ(2016)
- iPad Air 2(2014)以降
- iPad mini 4(2015)以降
- iPad 第5世代(2017)以降